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手作りレザーサンダルキットの作り方



●セットの内容と必要な道具●

<セットの内容>
①説明書(本紙) ②中底用ヌメ革(左右) ③表底(左右) ④中底型
⑤甲革(8ds) ⑥型紙(レベル1 レベル2) ⑦美錠(2個)



※本セットはレベル1とレベル2のどちらかを選べるようになっております。
「レベル1」は比較的初心者に向いています(付属の美錠は使用しません)
「レベル2」は中級者向きです。

  <必要な道具>
ビニール板・厚紙(ケント紙)・革包丁(又はカッター)・定規・糊・ひし目打ち(1本歯)
ハトメ抜き(2mm)・銀ペン・革スキ(説明書ではぺディーを使用しています)
クリップ(ダブルクリップ大)7~8個・ヤスリ・手縫い糸と針・接着剤「G17」・へら・ハンマー


●レザーサンダル 完成までの流れ●

1.型紙を作成する→2.革を裁断する→3.パーツを縫い合わせる→4.中底を加工する→5.ストラップの長さ調整し接着する→6.底を付ける(おもりを乗せて2日間放置)→7.仕上げ
(※手順【3】、【5】でレベルごとに作業が変わりますのでご注意下さい)


●作り方の手順●
(写真はおおよその手順です。)


【1】 型紙を作成する(レベル1、2共通)
<必要な道具>
ビニール板・厚紙(ケント紙)・革包丁(又はカッター)・定規・糊・ひし目打ち・ハトメ抜き

1.型紙と中底型のパーツを少し大きめに切り抜き、糊を塗り厚紙(ケント紙)に貼ります。
2.型紙の線に合わせて切り抜き、型紙を作成します(線の内側を切る)。
3.パーツを縫い合わせる為の穴や、美錠を付ける為の穴を明けます。縫い目の穴はひし目打ちで、美錠の穴や中底型の穴は2㎜径のハトメ抜きを使用します。ハトメ抜きで両端を抜いたあと包丁で切り抜きます。



※注意※
・型紙は標準的なサイズに設計してありますが、個人差がありますので長さなど調節して下さい
 


【2】 革を裁断する(レベル1、2共通)
<必要な道具> 銀ペン・ビニール板・定規・革包丁(又はカッター)

1.型紙を甲革の上に乗せ、銀ペンで裁断線を入れます(型紙の「裁断線を入れる例」参照)。
2.銀ペンの内側に定規を当て、革包丁またはカッターで裁断します。



※注意※
・切刃は革に対して垂直に立てて動かしましょう。
・裁断線を入れる時は、型紙がずれやすいので、しっかりと抑えましょう。
・裁断する際は、革がゆがんでずれてしまう場合があるので、数回に分けて裁断しましょう。
 


【3-1】パーツを縫い合わせる(レベル1)
<必要な道具> クリップ・革すき・手縫い糸と針・ひし目打ち

1.鼻緒Aを斜めスキします。
2.革表面が合わさるように鼻緒を合わせ、型紙を乗せクリップで留めます。
3.パーツと型紙がずれないように気をつけながら、ひし目打ちで穴をあけます(型紙と鼻緒2本を貫く)。
4.縫い合わせます。
*「斜めスキ」「縫い合わせ」は文末の補足資料をご参考下さい



※注意※
・斜めスキが甘いと、出来上がりのとき、中底にゆがみができることがあります
・ひし目打ちで革を貫くとき穴がずれないように注意して下さい
・鼻緒が開いたとき、革の表面が表にくるように縫い合わせて下さい


【3-2】パーツを縫い合わせる(レベル2)
<必要な道具>
クリップ・革すき・手縫い糸と針・ひし目打ち・ハトメ抜き・革包丁(又はカッター)・美錠

1.サイドベルトA、バックベルト1Aを斜めスキします。
2.バックベルト1のベルト穴は2mm径ハトメ抜きで両端を抜き、包丁で切り抜いて穴を明けます。
3.バックベルト2のバックル穴を、2mm径ハト目抜きで抜きます
4.それぞれのパーツと型紙をクリップで止めます
5.パーツと型紙がずれないように気をつけながら、ひし目打ちで穴を明けます。
6.サイドベルトの折曲げ線を折り、縫い合わせます。バックベルト1は美錠を通してから縫い合わせます。
7.バックベルト1とバックベルト2を美錠でつなげておきます。



※注意※
・斜めスキが甘いと、完成時に縫い合わせ部が厚くなって足に当る場合があります。
 


【4】中底を加工する(レベル1、2共通)
<必要な道具> ハトメ抜き・革包丁(又はカッター)・目打ち)

①中底の型紙を載せ、抜き取る部分に銀ペンで裁断線を入れます。
②2mm径ハトメ抜きで両端を抜いたあと包丁で切り抜きます。



※注意※
・銀ペンの太さを考慮して、裁断線の外側を切り抜いて下さい
 


【5-1】ストラップの長さを調整し接着する(レベル1)
<必要な道具> 銀ペン・革包丁(又はカッター)・革スキ

1.鼻緒Aの部分を中底に通し、中底側の接着部分に印をつけます
2.鼻緒Aと中底側に接着剤を塗り浸み込ませます。
3.よく乾いた後に、再度接着剤を塗ります(二度塗り)
4.乾いた後にハンマーでよく叩き固定します。
5.甲ベルトと鼻緒を横の穴に通し、足を入れてちょうど良い長さになるように調節して印をつけます。
  このとき中に入る部分を約20mm~30mm以上取れるように調整します。
6.印から20mm~30mm残して切り、印から革の先端まで斜めスキします(鼻緒B、甲ベルトB)。
7.甲ベルトBを中底に通し、中底側の接着部分に印をつけます。
8.甲ベルトBと中底側に接着剤を塗り浸み込ませます。よく乾いた後に、再度接着剤を塗ります(二度塗り)



※注意※
・接着剤は「G17」を使用して下さい(使用方法はG17の使用方法に従って下さい)
・接着部は20mm~30mm以上とって下さい。そうしないと、ベルトが抜けるおそれがあります。


【5-2】ストラップの長さを調整し接着する(レベル2)
<必要な道具> 銀ペン・革包丁(又はカッター)・革スキ

1.甲ベルトを通して左右20mm以上出るように長さを調節し、印をつけます。
2.サイドベルトは、くるぶしに当らないように長さを調節し、接着部が20mm~30mm以上でるように印をつけます。
3.甲ベルト、サイドベルトの接着部を印から20mm~30mm残して切り、印から革の先端まで斜めすきします。
4.甲ベルトBのすいた部分にV字の切り込みを入れます(甲ベルト★部分)。
5.甲ベルトBを中底に通し、V字の切り込みを閉じるようにして、中底側の接着部分に印をつけます。
6.サイドベルトも同様に中底に通し、中底側の接着部分に印をつけます。
7.甲ベルトBとサイドベルトの接着部に接着剤を塗り浸み込ませます。よく乾いた後に、再度接着剤を塗ります(二度塗り)。
8.乾いた後にハンマーでよく叩き固定します。
9.バックベルト1とバックベルト2を美錠で連結した状態で、サイドベルトの穴に通した後、中底に通します。
10.接着部が20mm~30mm以上出るように印をつけます。
11.甲ベルトやサイドベルトと同様に、印から20mm~30mm残して切り、印から革の先端まで斜めすきします。
12.中底側の接着部分に印をつけ、接着剤を2度塗りし、ハンマーでよく叩き接着します。



※注意※
・接着剤は「G17」を使用して下さい(使用方法はG17の使用方法に従って下さい)
・接着部は20mm~30mm以上とって下さい。そうしないと、ベルトが抜けるおそれがあります。
 


【6】底を付ける(レベル1、2共通)
<必要な道具>
接着剤G17・へら・ハンマー・ヤスリ・クリップ・おもり(電話帳など5kg以上のもの)

1.表底との接着部分にある、ベルトの表部分を紙やすりで表面がなくなるぐらいまで、よく削ります。
2.貼り合わせのときずれないようにゴム底と中底をあわせ、爪先とかかとにしるしをつけます(2、3箇所)。
  (中底が若干大きい設計になっております)
3.中底に接着剤を塗り乾かします(ふちまでしっかり塗る)。
4.表底に接着剤を塗り(表底は1度塗り)中底にも再度塗り(2度塗り)をします。
5.2で付けた印をもとに、ずれないように注意して貼ります。(貼りなおしはできません)
6.ハンマーでよく叩きます。(中底を叩く時はハンマーのあとが付かないように、生地などでカバーしながら叩く)
7.まわりをダブルクリップでとめます。その時、力のかかる部分が、できるだけ「ふち」にくるようにして下さい。
  かかと部が厚くクリップができない場合は、雑誌や電話帳などのおもり(5kg以上)を乗せて下さい。
8.その状態で2日以上放置します。



※注意※
・接着剤は「G17」を使用して下さい(使用方法はG17の使用方法に従って下さい)
・革の表をよくすらないと、革が抜けたり、剥がれの原因になります。
・ふちまで接着剤をしっかり塗らないと、剥がれるおそれがあります
・2日以上抑えないと、接着強度が得られず、剥がれるおそれがあります。
 


【7】仕上げ
1.底回りに付いている糊や銀ペン跡をヤスリ(木片などに包むとやりやすい)で軽く削り、キレイにします。



※注意※
・削りすぎないように、ご注意下さい。




※注意※ 完成イメージの写真は個人差、個体差があります
 



<補足資料>

●糸の通し方

1.針穴に糸を通します 2.糸の途中に針を通します 3.もう一度針を通します 4.針穴に向かって引き抜きます


●縫い方

1.糸は縫う長さの4倍強の長さを用意し、量端に針をつけます 2.穴に針を通します 3.2本の針を持ち、引いて左右の長さを同じにします 4.次の穴に左右から針を通します(針の取扱にはご注意下さい)
5.左右に引き抜き引っ張ります。引き続き4の工程を行います。 6.縫い終わりは、折り返して、1つ目分縫い戻ります。 7.余分な糸を切ります 8.完成



●斜めスキについて

「スキ」とは革を重ねたり厚みを押さえたり、折り返す部分の柔軟性を高める為に用いられる技法で、「斜めスキ」はその中の手法の1つです。
斜めに角度をつけるすき方で、主に革を重ねたり厚みを押さえる為に行います。
「革包丁」や「豆かんな」などでできますが、こちらでは「ぺディー」を使用しています。


 

 



※ このキットを安全に作製・使用するために、以下の点にご注意下さい ※

・革包丁、カッター、縫い針、ハンマーなど使用いたしますので、このような道具の取り扱いにはご注意下さい。
・革を縫製する際には革の硬さによって縫い辛く、針などで怪我をするおそれがあります。
・接着剤が目や口に入らないようにご注意下さい。
・小さな子供のいるご家庭は、材料や道具を手の届かない所に保管して下さい。
・接着をする際、指定の接着剤で、指定の方法で行わないと、はがれるおそれがあります。
・説明書にそって作成しない場合、また本セット以外の材料を使用した場合、十分な強度が得られずご使用の際に怪我をするおそれがあります。
・本件サンダルをご使用の際に、ベルト部に極度の負荷がかかる履き方をすると、ベルトが切れるおそれがありますのでご注意下さい
・本件サンダルを使用しての自動車やオートバイなどの運転は、運転操作に支障をきたすおそれがあります。



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