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アートクレイシルバー WEBサポート◆造形について(6)

アートクレイシルバーの制作について、良くある質問と回答を工程別にまとめました。
失敗してしまった原因や日頃疑問に思っていることなどご確認ください。

制作をしていくうえでとても重要な項目がたくさんありますので、時間があるときに一度じっくりと読んでみてください。


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アートクレイシルバー WEBサポート◆造形について(6)

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Q: フリースタンプを粘土に押した際、スタンプが粘土に貼りついてシャープな文字が出ないのですが、上手に押すにはどのようにすれば良いですか?

フリースタンプは、粘土の表面が水でぬれていない状態のときに押します。水でぬれていると粘土がスタンプに貼りついてしまい、シャープな文字が出なくなります。 また、広い面積の作品にスタンプを押しつける場合、押したいものの表面にオリーブ油を薄く塗っておくと表面のひび割れが起きずに作業ができます。または、スタンプの先にオリーブ油を薄く塗っておくと良いでしょう。
※フリースタンプをフォルダーに差し込むとき文字の上下に注意してください。文字の上下に空間があり、空間の大きい方が上、小さい方が下になります。上下を逆さまにしても同じように見える「S」などは特に注意をしてください。

Q: アートクレイ専用オリジナル石枠(SV980)にはAとBの2種類ありますが、それぞれの用途を教えて下さい。

Aは石枠の下側に足がついていますので作品の上から差して使います。
Bは石枠の横に足がついていますので作品の側面から差して使います。
粘土の土台に上から石枠をつけるようなデザインの時にはAタイプを、横から石枠をつけるようなデザインの時にはBタイプを使うと良いです。制作されるデザインに合わせて使い分け、又、組み合わせて使うと制作の幅が広がります。

Q: リングに石枠を入れると足の部分が飛び出てしまうのですがどうすれば良いでしょうか?
リングの形にもよりますが、足の部分が飛び出る場合はニッパで余分な所をカットして下さい。その際、粘土に埋める部分を少し残すようにして下さい。アートクレイシルバーは焼成の際、地金に融着するわけではなく、A.C.Sオリジナルパーツを収縮で留めています。足の部分をカットしすぎると、焼成後、石枠が外れしまう可能性があります。

Q: アートクレイで球状のものをふたつ作って接着したいです。水だけで接着出来ますか?

球状のものは接点がわずかなため、水だけで接着するのはお薦めしません。ペーストをつけても良いのですが、たっぷり塗ると出来上がりが見栄えしなくなるかもしれません。球と球をつけるのは、乾燥したものにドリル刃で穴をあけ、純銀線で見えないように繋ぎ合わせる方法が良いでしょう。純銀線を差し込む時、ペーストを穴に塗っておきます。純銀線をカットし、両端を棒ヤスリなどで荒らしておきます。こうすると純銀線が抜けにくいです。ドリル刃は純銀線の直径と同じものを選びましょう。

Q: アートクレイシルバーとガラスの組み合わせについて、どんなガラスとも組み合わせられる焼成が可能でしょうか?

アートクレイシルバーとガラスを同時に焼成することは可能です。
ガラスとアートクレイ650粘土を組み合わせる場合、ガラスをフュージング(ガラス同士を溶け合わせて、溶着させること)してから使います。ガラスを室温から電気炉に入れ、700度~870度の温度でフュージングします。その後、870度に達した電気炉の扉を開け550度位まで温度を下げます。550度になったら電気炉の扉を閉めて炉内温度が室温になるまでゆっくり除冷します。
その後、アートクレイシルバー650と組み合わせて焼成します。フュージングしたガラスのかたちを変えずにアートクレイシルバーの収縮により、ガラスと組み合わせる場合、650度 30分保持した後、550度まで電気炉の扉を開けて急冷し、その後扉を閉めて室温までゆっくり除冷します。
参考書籍:アートクレイシルバー650で作る銀とガラスのアクセサリー(日本ヴォーグ社)

お作りになりたい形やイメージによって、制作方法はことなりますが、共通して ガラスと組み合わせる際に注意しなくてはいけないことが数点あります。

●ガラス単体での焼成では変色しなくても、ガラスによっては銀と組み合わせた場合に黄変する場合があります。
●ガラスとアートクレイシルバーの相性が悪いと、割れてしまうことがあります。膨張係数が異なるガラス同士をフュージングすると歪が生じ、割れてしまいます。膨張係数90のガラスを使用されとよいでしょう。
●ガラスは、急激な温度変化を嫌いますので、常温から徐々に温度を上げ下げします。そのために焼成は電気炉で行ってください。 ガラスは、高温で焼成しますと変形しますので、形を変えたくない場合は アートクレイシルバー 650を使用し、650度で焼成しましょう。

上記の点に注意していただき、まずテストとしてアートクレイシルバーと使用されるガラスの溶け具合をテストしてから、作品制作されることをお勧めいたします。

Q: ガラスのパウダーを作品に開けた穴の部分に埋めたいのですが大丈夫でしょうか?

特に問題があるわけではありませんが、パウダーを焼成した場合板ガラスのクリアー等で挟みこまないと色が飛んでしまう事があります。ですから作品の穴の部分にパウダーのみを入れた場合思ったほど色味が出ない場合があります。まず作品以外のもので試して頂いてどの程度の色が出るのかを確認して下さい。

Q: 陶器も白磁器同様にオーバーレイ技法で制作できますか?

可能です。白磁器も陶器も使用し打ている釉薬の成分とシルバーが反応して変色するものがあるので事前のテストをおすすめいたします。
※一般的には、暖色系が変色しやすく、寒色系が変色が目立ちにくいとされています。

Q: シリンジを全部使い切ったら、中にペーストタイプを入れれば同じ様に使えるのですか。

シリンジタイプとペーストタイプでは粘土に含まれる水分量が違います。ペーストタイプはシリンジタイプよりも水分が多く含まれているので、お勧めは出来ません。


⇒造形について(7)に続きます。。。

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更新日:2010年9月 1日 10:48

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