2010年8月25日 11:15
アートクレイシルバーの制作について、良くある質問と回答を工程別にまとめました。
失敗してしまった原因や日頃疑問に思っていることなどご確認ください。
制作をしていくうえでとても重要な項目がたくさんありますので、時間があるときに一度じっくりと読んでみてください。
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アートクレイシルバー WEBサポート◆造形について(4)
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Q: コンチョにターコイズをつけたいのですが可能ですか? ターコイズなどの天然石は焼成により変色したり割れたりしますので、基本的に焼成不可能です。 アートクレイシルバーでつくった作品に天然石を組み合わせたい場合、純銀リボン線を使用した石留めの方法が多く用いられます。純銀リボン線を天然石の外周に合わせて輪状にし、粘土タイプが柔らかいうちに差し込んでおきます。天然石ははめ込まずに焼成し、研磨仕上げが済んでから純銀リボン線で石を締め付けるようにして石留めを行います。 詳しくは「アートクレイシルバーで作る純銀製のアクセサリー2」(日本ヴォーグ社刊)で紹介しております。
Q: アートクレイシルバーでコンチョを作りたいのですが可能ですか? また、繊細な彫り込みをしたいのですが彫った線は消えませんか? どのタイミングで彫るのが良いですか? アートクレイシルバーを乾燥させたものは、いわゆる石膏状態になり、ある程度の堅さがありますので、制作中に装飾部分を手で触れたからといって簡単には消えません。ですが繊細で細かな彫り込みになると、何度もその部分に触れることで彫りたてのシャープさが損なわれるのは避けられないので、作品の表面などを削り出しで表現する場合、まずは全体のシルエットをしっかりとつくり出してから最終的に装飾的な部分の削りだし、彫り込みを行ってください。コンチョの様に丸いシルエットのものであれば、きれいな半球状を作り出して(この時点で耐水ペーパーの#600くらいまで使って表面を整えておく。)、これをベースに仕上げます。すべての削りだしが済んだら、乾燥した柔らかい平筆などで削りかすを払って焼成します。
Q: ゆっくり形成したいのでスロードライを購入しました。650と同じようにガスコンロで焼成したいのですが、気をつける点(時間など)を教えてください。 また自然乾燥なら何日くらいかければよいですか? アートクレイシルバースロードライで制作した作品は、アートクレイシルバー650粘土タイプで制作した作品と同様にガスコンロでの焼成が可能です。乾燥時間の目安は作品の形状や使用グラム数により差がありますが、アートクレイシルバースロードライは乾きづらいので、あまり厚みがある作品には適していません。説明書などをご参考いただき、厚みは3mm以下の作品がよいと思われます。自然乾燥の場合は数日間乾燥させた後、乾燥の確認をするとよいでしょう。ドライヤーの場合は、作品から5~10cmの距離で45分以上、ホットプレートの場合は150度~180度で20分以上の乾燥が必要となります。 乾燥の確認方法は、作品にドライヤーの温風をあて、熱いうちにステンレスやガラスなどの上に置きます。2~3秒後に作品をずらし、ステンレスやガラスに水蒸気の曇りがでなければ乾燥は終了です。ドライヤーなどでの乾燥の場合も同様に完全乾燥しているか確認してから焼成することをお勧めいたします。焼成方法は、コンロ専用焼成網をコンロにセットし、強火にします。網が赤くなった部分を確認し火を止めます。網が赤くなった部分に乾燥品を置き、保護カバーを付け、強火で5分以上焼成します。
Q: アートクレイシルバー650とSV925と組み合わせる際の注意点を教えてください。 一口にSV925の金具といっても、その構造と機能は様々です。 SV925地金のバネ性を利用した金具(スクリップイヤリングなど)やロウ付けで組み立てられた金具(チェーンの引き輪など)などは650度での焼成でもその機能を失ってしまうことがあります。出来るだけ単純な構造の金具(ピアスのポストなど)で単一の部品からできている金具が同時焼成に向いています。 また、低温での焼成でも酸化膜はできますので金具全体がグレーに変色します。ステンレスブラシなどで磨いて銀の肌を出してください。
Q: アートクレイゴールドをペースト状にしたものをアートクレイシルバーに付ける時、乾燥品と焼成品のどちらに塗るのがいいですか?その時の焼成温度は何度ですか? 焼成品にはつかないので乾燥品に塗って下さい。焼成はノーマルの粘土タイプの焼成温度と同じで、800度30分か870度10分で行なって下さい。ゴールドペーストは盛り付けすぎるとシルバーとの収縮率が違い、うまく焼成できないので注意して下さい。
Q: 粘土の造形段階で金箔を練りこんで、作品制作したらどうなりますか。 金箔を粘土に練りこんで作品を制作した場合、金箔が面ではなく線で見えるので思った様な効果は得られないと思います。
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⇒造形について(5)に続きます。。。
更新日:2010年8月28日 11:30